~SeiyaのWorkspace ONEスペシャリストへの道~

Workspace ONEに関する経験と知識を発信します

Workspace ONEと各コンポーネント

皆さんお疲れさまです。Seiyaです。

 

今回はWorkspace ONEを利用する際によく利用される以下の5つのコンポーネントを紹介します。

  • Workspace ONE UEM
  • Workspace ONE Access
  • AirWatch Cloud Connector
  • Workspace ONE Access Connector
  • Unified Access Gataway

 

それぞれの役割を以下で紹介します。

 

1つ目はWorkspace ONE UEMです。

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Workspace ONE UEM

 

Workspace ONE UEMは登録されたデバイスの情報の確認や初期化、アプリケーションの配信、コンテンツ管理、操作の制限などを行います。

Workspace ONE UEMはとても多くの機能を持っており、紹介しきれないので他の記事と合わせてご確認お願いします!

 

2つ目はWorkspace ONE Accessです。

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Workspace ONE Access

Workspace ONE AccessはWorkspace ONEに登録されているデバイスに対し、O365などの業務アプリケーションと連携することでき、アクセス制限やシングルサインオンの機能を提供します。

 

3つ目はAirWatch Cloud Connectorです。

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ディレクトリサービス

 

AirWatch Cloud Connectorはイントラネット内に構成することでオンプレミスのActive Directoryと連携し、Workspace ONE UEMへユーザー情報を同期するために必要です。

 

4つ目はWorkspace ONE Access Connectorです。

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レガシーコネクタ

 

Workspace ONE Access Connectorはイントラネット内に構成することでオンプレミスのActive Directoryと連携し、Workspace ONE Accessへユーザー情報を同期するために必要です。

 

5つ目はUnified Access Gatawayです。

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VMware Tunnel



Unified Access GatewayDMZに構成することでオンプレミスのWebサーバやファイルサーバに対して、Workspace ONEに登録されているデバイスからのセキュアなアクセスを提供します。

 

これらの5つのコンポーネントを構成した場合のシステム構成は以下のようになります。

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システム構成図

 

実際には使いたい機能ごとに構成するコンポーネントも異なりますが、この5つのコンポーネントを構成するだけでとても多くの機能を活用することができるようになります。

 

中でもWorkspace ONE UEMとWorkspace ONE AccessSaaSサービスとして提供されるため、環境が発行されてからすぐに機能をご利用頂くことができます。

 

VM社のホームページからフリートライアルの申し込みもできるので、興味のある方は一度検討してみては如何でしょうか。

 

コンポーネントの紹介はこれで以上です。

 

Workspace ONEはとても多くの機能を持っています。

これからWorkspace ONEの利用を考えている方はどのコンポーネントが必要なのか判断することが難しいと思いますので、少しでも参考にして頂ければと思います。

 

今後もWorkspace ONEについて機能や使い方を紹介しますので、ご愛読よろしくお願いします!