Workspace ONEとデバイスの機能制限
皆さんお疲れさまです。Seiyaです。
今回はWorkspace ONE管理下のデバイスに対して機能の制限を行う方法を紹介します。
例としてiOSデバイスに対しては以下の機能を制限することができます。
これらの機能制限はWorkspace ONE UEMからプロファイルを作成することで有効にすることができます。
ここからiOSデバイスのカメラの使用を禁止するプロファイルを作成する手順を紹介します。
1.Workspace ONE UEMから「プロファイルを追加」を選択します。
2.「iOS」を選択します。
3.「デバイスプロファイル」を選択します。
4.「名前」と割り当てを行う「スマートグループ」を追加します。
5.ペイロード:制限へ移動し、「カメラの使用を許可」のチェックボックスを解除します。
6.「保存して公開」からプロファイルを公開します。
7.割り当てを行ったデバイスの詳細画面からプロファイルタブへ移動し、状態が緑のチェックアイコン「インストール済み」になることを確認します。
8.プロファイルの割り当てを行ったデバイスを確認するとホーム画面からカメラアイコンが削除されていると思います。
以上でプロファイルを作成する手順は終了です。
今回の手順ではカメラの機能のみを制限するプロファイルでしたが、制限ペイロードの他にもパスコードやWi-Fiペイロードを構成することで、企業ごとのニーズに沿ったデバイスを展開することができると思います。
プロファイルには機能の制限だけでなくユーザーの利便性を向上させるペイロードも存在します。
今後もWorkspace ONEについて機能や使い方を紹介しますので、ご愛読よろしくお願いします!